About Seijo Boat Club
成城のボートは意気で漕ぐ
夢を描き、やりきる心
-Row out spirit
ボートは、水や風の抵抗を受けながらも、自らの潜在力を最大化し、チームの力を合わせてゴールを目指す競技です。これは、人生や社会の困難に立ち向かい、自らを信じて、目標達成に向けて努力し続ける姿勢につながります。仲間(クルー)を大事にし、自らに課す厳しい練習を通じて意志と忍耐力を育み、常に夢を追い続けるチームでありたいと考えています。
Our Team
"成城のボート" を構成するクルー
漕手
ボートは漕ぐ動作をシンクロさせて、水を押して艇を動かす競技。漕ぐポジションによってリズムやペースを整えたり、エンジンとなるパートなど役割がある。個人の力の鍛錬、クルーとしての鍛錬など、奥が深いスポーツだ。
コーチ・監督
OB/OGを中心として組織されたコーチ陣が現役部員を支援します。日々の練習の進捗管理や技術指導を行い、部員の成長を身近に支援します。成城大学ではコーチングライセンス を持つヘッドコーチが指導します。
コックス
舵手は、艇の操舵をする役目に留まらないボートの頭脳である。漕手をまとめ、ペースを調整したり、コーチングも行うクルーの司令塔。体重制限もあるため、身体が小さい女子でも乗艇ができるポジション。
OB/OG
成城大学漕艇部で仲間と4年間の苦楽を共にした先輩達が、経済的、技術的な支援を行います。OB/OGは成城船頭会なる組織を運営しており、艇の購入や、就職相談など4年間に渡り現役の成長を見守ります。
マネージャー
競技面・食事面・運営面などからチームを支えます。練習のビデオ撮りや、トレーニング状況の記録、運営上の様々な支援を行います。チームマネジメントや、スポーツ栄養学などの経験が一生の宝になります。
顧問教員・大学
成城大学学内の関連部署が学生の活動を支援しています。成城大学漕艇部は、これまで熱心な顧問の先生方の応援に支えられてきました
OB/OG Message
最も 美しいスポーツ
ボートは美的なものに満ちあふれている.
開けたに水面に凛と浮かぶ艇,細身のスマートな船体,整然と並ぶオールとオー ル,コックスの繊細な全体調整,漕手間の一糸乱れぬシンクロ,波を立てない静 かなスピード,そして,その中でこそ培われる気高い友情.
これほど美しく上品なスポーツが他にあるだろうか。
成城大学漕艇部 顧問
成城大学文芸学部教授(美学担当)
その旅路こそ価値あるもの
ボートは大学4年間で日本一を目指せる究極のカレッジスポーツです。勝つという経験も爽快な出来事として記憶に残りますが、そうでなかった時も貴重な体験になります。ボートを漕ぐという行為そのもの、もしくは、4年間の体験自体に大きな価値があり、その瞬間に集中すること自体が目的です。この経験があなたにとって、必ずやその後の人生に大きな糧になるでしょう。
No matter you win or lose, ENJOY the JOURNEY itself.
成城大学漕艇部 監督
成城船頭会 副会長 白﨑 功
成城船頭会 名誉会長/創部者
村瀬 泰雄
60年の挑戦と栄光
何もないところから成城にボート部を作り、振り返れば60余年の月日が経っています。忘れもしない最初に相談したのは慶應ボート部のOB岩崎洋三君と佐々木亮君、両君の賛同と全面協力を得て次は学園、先ず中学(当時尋常科)時代の恩師故臼井毅先生(後大学教授→名誉教授)に相談したら「大賛成、大いにやれ、俺が学生を集めてやる」と。そこで5人の現役学生を集めて貰い発足したわけです。昭和40年前半には、二度、全日本選手権レガッタの付ペア種目で優勝を成し遂げました。嬉しかったですね。涙が止まらなかったです。
成城の艇庫はボート協会からゴール真ん前の本部に隣接する一等地を分けてもらい、学校の理解と支援そして僅かながらのOBの寄付で成城艇庫が出来たのです。そして土地の半分を成蹊に譲り、今成城、成蹊の両校の艇庫が仲良く並んで一等地に建っているのです。土地購入交渉のため会社の休暇を取り過ぎて叱られ、減給になったことも忘れられない思い出です。
同好会時代の顧問、故前田種芳先生、更に体育会の正式の部になってから顧問として親身の訓導を頂いた故斉藤正先生、故中村英雄先生そして大学教授を退かれても毎回レースや会合に必ず来て下さる関本年彦先生(現名誉教授)には本当に有難くOB/OG、現役部員一同心から感謝いたしております。また、この度新たに顧問となっていただきました津上英輔先生にも、今後、宜しくお願い申し上げます。
私は予てより大学の運動部は体力、精神力、そして人間力を鍛える“教育の一環”との信念からボート部をマネージして来ましたが、正にボート部の顧問先生方は皆これを体現していただいているわけです。大学ですから専門の学問は勿論ですが、学問以外で教わったことが卒業後社会に出てから如何に役に立つかを小生自身実感をしているわけです。そういうことからボート部では現役学生には以下にあるボート部五訓を常に携帯してもらっています。
成城のボート部が今日あるのは現役部員、成城船頭会(OB/OG会)会員の努力は言うまでもありませんが、親身になって育てていただいた関係者の皆さんや理解と支援を頂いた学園のおかげであり、感謝の気持ちを忘れてはなりません。
Our Philosophy
成城大学漕艇部五訓
(成城五訓を基に、漕艇部創部者・村瀬初代監督が漕艇部員の為に作り上げたもの)
成城大学漕艇部 部歌 「黄金の理想」
作詞 加藤順三 作曲 大町陽一郎
1
黄金の理想はてもなく
紫匂う我等こそ
現に似たるかな往にし世の
チベルの岸の勇士に
2
思いを遠きアカイヤの
ニンフの歌に託しつつ
オールをさばく男子等に
和しておどるか都鳥
3
戸田のしぶきの春の陽に
翼かけゆく白き雲
隅田の川の夕まぐれ
かすむ宿灯なつかしむ
4
明日来たりなば夫々に
卒業去りゆく運命なれど
共にかかげしブレードは
永遠の誓いを樹てしかな
5
緑の酔いの美酒と
けぶる狭霧の紺の香を
奇しくも織りし生命こそ
我が成城の夢なれや
Alumni
成城船頭会について
成城ボート部のOB/OG会活動について
成城船頭会は、成城大学漕艇部を物心両面で支援することを目的として、創部間 もない昭和38年に漕艇部OBを中心に発足しました。会員は300名以上で主に漕艇部 のOB/OGで成り、現役部員は準会員です。会の運営は、会員から選ばれた会長以 下数名の役員が担い、毎年7月に総会を開催しています。総会では、会計報告と 活動報告をおこない、今後の活動内容を協議します。 船頭会の主な活動内容は下記のとおりです。
• 漕艇部への監督、コーチの派遣
• 会報を年2回発行
• 部員の就職活動支援
• 新入部員歓迎会や全日本大学選手権大会等の壮行会を開催
• 現役部員の保護者会への参加
• 成城学園同窓会の親睦団体《スポーツ成城》との連携、情報交換
• 三大学対抗競漕大会の共催等、他校漕艇部OB・OG会との連携
• 日本ローイング協会、東京都ローイング協会との連携、情報交換
• レース艇やオール等、レースやトレーニングに必要な用具の購入
今後とも、OB/OG間のコミュニケーションをはかることで、継続的な現役への支援を強化すべく、成城船頭会の規約および個人情報保護方針の制定を行い、本サイトにて公開しています。